引っ越しが決まったけど、忙しくて荷造りが進まない、
なんて経験をされた方は多いのではないでしょうか。
日常生活の合間にちょっとずつとは思うのですが、
かく言う私もつい後回しにしがちで、
引っ越しぎりぎりになって慌てるタイプです。
衣類や小物類はいいんです、どんどん詰めればいいだけですから。
でも食器類はねえ……、面倒ですよねぇ……。
いい加減に詰めたら割れそうだし……。
しかし、そうも言っていられません!今回は食器類を安全に、
なるべく手早く梱包する方法を見ていきたいと思います。
引っ越しで食器の梱包で新聞紙で包む方法とは
食器の梱包といえばまず思い付くのが『新聞紙』です。
食器を包むのにも使えますし、
くしゃくしゃにして食器の間に詰めれば
緩衝材としても使えるスグレモノです。
新聞紙を使った食器の包み方を、種類別に見ていきましょう。
☆ お皿
新聞紙を広げたらお皿を中央に置いて、四隅から包んでいきます。
小鉢のように深みのあるお皿は、
中に新聞紙をぎゅっと押し込んでしまいましょう。
平たいお皿の場合は、
包んだら新聞紙が開いてしまわないようにテープでとめておきましょう。
フタがある土鍋やグラタン皿などの場合は、
同じ要領でフタと皿を個別に包み、フタを裏表逆に重ねてから、
さらに全体を包んでまとめましょう。
☆コップ
コップ類は横からの圧力に弱く食器の中でも特に割れやすいので、
丁寧に梱包していく必要があります。
一箇所に力が集中しないように、
全体が丸くなるようなイメージで梱包していきましょう。
把っ手のないコップなら、
広げた新聞紙に寝かせてころころと転がしながら包んでいきます。
途中で底の方で余っている部分を折り返して巻き込みながら最後まで包み、
飲み口の方の余った部分はコップの中へ押し込んでしまえばOKです。
把っ手のあるコップは、
把っ手の部分がとても壊れやすいので慎重に包みましょう。
まず把っ手の部分だけを、新聞紙を巻き付けるようにして包みます。
その上から、お皿と同じ要領で全体を包んでください。
ワイングラスの場合は、脚の部分が脆く割れやすいので、
まず脚の部分のみをグラスの部分と同じ太さになるまで
新聞紙でぐるぐると巻いていきます。
その後、全体をコップと同じように包めば大丈夫です。
食器をダンボールに詰める際の注意点
食器が割れるのを防ぐには、
梱包のほかにダンボールへの詰め方にも気を配りましょう。
食器が長時間の移動にも耐えられるよう、
引っ越し前で忙しくてもなるべくご紹介する注意点を心がけてください。
・ 平たい皿は立てる、コップは伏せる、底に緩衝材を敷く
ダンボールの底には、丸めた新聞紙を敷き詰めましょう。
その上に食器を並べていくのですが、
平たいお皿の場合は積み重ねてしまうと、
上に積まれた荷物の重みで割れてしまうことがあります。
ですので、なるべくダンボールの中に立てて並べていきましょう。
コップは横からの力に弱いので、
面積が広くて安定する飲み口の方を下に伏せて入れてください。
ちょうどいい隙間が残っていたとしても、
絶対に寝かせて入れないでくださいね。
・ 揺すって音が鳴らないように、適度に緩衝材を詰める
食器を詰め終えたら、隙間に丸めた新聞紙を詰めていきましょう。
そして最後に、ダンボールのフタを閉じる前に軽く揺すってみて、
食器がぶつかる音がしないか確認してください。
カチャカチャと音がしたらさらに新聞紙を詰めて、
確実に食器が固定されていることを確認してからフタを閉じましょう。
・ 食器の量は欲張らずに
ダンボールが膨らんでしまうほど食器や新聞紙を詰め込んでしまうと、
外側から押された時に中の食器へ圧力が伝わって、
割れてしまう原因になります。
また食器は意外と重いので、詰め込みすぎると運ぶのが大変だったり、
ダンボールの底が抜けてしまったりすることがあります。
食器も新聞紙も、あまり入れすぎないように注意してくださいね。
また、ダンボールの外側にはしっかりと目立つように、
『こわれもの』などの注意を赤字で書いておきましょう。
外から見てすぐに分かれば、
引っ越し業者さんも安心して作業ができます♪
引っ越しで食器の梱包でゴミを増やさないエコな方法とは
ひとつひとつを新聞紙や緩衝材で包んで、
食器の隙間にも新聞紙を詰めていって……。
これでは引っ越し後に荷解きをすると、部屋はゴミでいっぱいですよね。
さすがにゴミをいっさい出さずに梱包はできませんが、
なるべく少なくすることはできます。
☆ 同じ種類の皿を重ねてぐるぐる巻きに
同種のお皿が何枚もある場合は、数枚重ねて
食品用のラップフィルムで動かないようにぐるぐる巻きにします。
そうするとひとつの食器として扱うことができるので、
梱包する新聞紙の量を減らすことができます。
一枚ずつ梱包する手間も軽減されるので、
時間が無い時にも重宝する方法です。
でも、巻きが緩いと皿同士がぶつかって余計に割れやすくなるので、
十分に気をつけてください。
絶対に割れてほしくない大事な食器は、
面倒でも一枚一枚丁寧に梱包しましょう。
☆ タオルを詰めて一石二鳥!
食器の隙間を埋める緩衝材を、
おうちのタオルで代用するという手もあります。
タオル類は意外とかさばるので、
家中のタオルを緩衝材として利用すればその分荷物も減って一石二鳥です♪
ただ、もしダンボールの中で食器が割れてしまうと、
破片などがタオルの繊維に入り込んでしまう危険性があります。
食器が割れた箱で使用したタオルは、
迷わず捨ててしまった方がいいでしょう。
☆ 食器用専用ボックスのサービスを利用する
食器を専用のボックスに入れて運ぶという、
引っ越し会社のサービスを聞いたことがあると思います。
これは食器の梱包に一切梱包資材を使わないので、
ゴミが出ないという点では最も優秀です。
さらにいちいち新聞紙に包むような手間もありません。
また、食器の破損防止を念頭に作られているので、
大切な食器も安心して運ぶことができます。
何だかいいコト尽くめですね♪
その反面、専用ボックスをあまり早い時期に渡してもらえなかったり、
引っ越し後すぐに返却しなければいけなかったりと、
時期的な自由度が低いという欠点もあります。
他にも、たくさん食器をお持ちのご家庭だとボックスが足りなかったり、
他のおうちで使ったボックスに自分のうちの食器を入れたくない、
という方もいらっしゃるでしょう。
ご利用をお考えの方は、
レンタルの期間と貸してもらえる個数を事前にしっかり確認しましょう。
まった、引っ越し業者は
1社で決めてしまわず必ず相見積もりをとるのがおススメです!
多少営業で面倒な部分はありますが
引っ越しの予算を安くすませたいのなら外せません!
引っ越し業者によって
同じ量・同じ場所への引っ越しでも
値段にかなり差がありますし
そこからいかに値切ることができるかは
私たちの交渉の方法にかかっているのですから(^^)/
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もちろん料金は発生しないので
是非活用して、引っ越しの費用を抑えちゃいましょう!
まとめ
割れ物を安全に運ぶには、新聞紙などできちんと食器を梱包して、
ダンボール内に隙間なく詰めることが大切です。
新聞紙のほかにも、
ホームセンターなどに割れ物の梱包に役立つグッズが売っていますので、
そういうものを使ってみるのもいいかもしれません。
定番の緩衝材『プチプチ』や、食器用緩衝材のミラマットなども、
大事な食器を守るにはうってつけですよ。
それでは快適に引っ越しを終えて、その後の新生活を楽しんでくださいね♪