つい先日、地鎮祭が終わったと思ったのに
あれよあれよという間に上棟式を迎えました。
いよいよ本格的にマイホームが形になってきて
家を建てるということを実感した日となりました。
ここでは、我が家の上棟式当日の流れなどを
まとめています。
そもそも上棟式とは?
上棟式というのは、むかしかた日本で
家を建てるときに行なわれている祭祀のこと。
上棟式と呼んだり、棟上げや建前、建舞
なんてふうに呼ばれることもあります。
マイホーム建築の工事が始まって
建物が無事であるように…と願って行われるもので
無事に棟が上がったことに感謝するもの。
基礎工事が終わって棟木を上げる
タイミングで上棟式が行われます。
今となっては儀式というよりも
施主が職人(大工)さんをもてなす
お祝いのような意味が強くなっています。
また、工事にかかわった人が
今後の工事の安全を祈願して協力して
家をたてよう!という意思表示の会でもあります。
上棟式は必ずやらなければいけないものではないので
最近は上棟式をやらない人もいるんだとか。
地鎮祭はするけど上棟式はしない
地鎮祭はしないけど上棟式はする
など、どちらか一方のみを行う人も
いるんだとか。
わが家の場合は、業者さんに言われるがまま
地鎮祭も行ないましたし、上棟式も行ないました。
これから一生住む家で、
一生に1回しか経験することのないであろう
地鎮祭や上棟式なので
費用はかかるけどやらずに後悔するよりは
やったほうがいいだろうという考えです^^
ちなみに、地鎮祭と上棟式は
どちらも家を建てるときに行う儀式のようなものですが
同じようで、意味は違います。
地鎮祭は、家を建てる前に
土地の神様を鎮める儀式で
工事が無事に終わるように祈願するもの。
一方、上棟式は
工事が無事に進んでいることを感謝し
職人さんをもてなすお祝いの儀式のことをいいます。
上棟式で準備したもの
上棟式の日取りが決まったら
当日に向けて施主である私たちも色々と
準備をする必要があります。
どのような上棟式を行うかは
地域によっても違いますし
ハウスメーカーさんなどの建築業者さんによっても
ちがってくるので、確認しておくといいでしょう。
インターネットで上棟式に必要なものを
検索してみてみると以下のような項目が出てきます。
・塩
・米
・酒
・お弁当
・引き出物
・お祝儀
・おもち
などなど。
ただ、本当にこればっかりは
住んでいる地域や上棟式の規模によって
大きく変わってきます。
ネットの情報をうのみにするのではなく
事前に、ハウスメーカーさんに確認するのは必須です。
一体お祝儀っていくらいれたらいいの?
もちって何するの?1日中現場にいなきゃいけないの?等々
上棟式前の悩みは本当につきませんでしたから(;^ω^)
ちなみに我が家が用意したのは以下のとおり
・大工さんのお昼ご飯のお弁当とお茶
・大工さんの引き出物(お赤飯とお酒)
・10時と15時のおやつとコーヒー
たったこれだけです。
お祝儀について聞いてみると
必要ないと即答されちゃいました^^;
むしろ、上棟式の日取りが決まった時に
お弁当とお土産の赤飯とお酒を用意してくださいって
最初に教えてくれました。
あとは「お塩」ですね。
大工さんの人数が決まった時点で連絡をもらい
お弁当屋さんに電話予約をして
人数分のお赤飯を饅頭屋さんに注文して
小さな小瓶の日本酒を酒屋さんに注文して準備完了です。
お弁当は、調べてみると「ほか弁」とかでも
よかったみたいですが
ちょっと見栄を張って
お弁当屋さんの紙の箱に入った
見栄えするお弁当をチョイス。
とはいっても1個1000円ほどの
お弁当ですが(;^ω^)
最低限の準備はここまでで
あとは施主の善意で休憩時間のお茶やコーヒーやお菓子を
準備した感じです。
私の住む地域での上棟式では
屋根からお餅をばらまく風習はないですし
式に使うお酒等は業者さんが
用意してくれて残った分はわたしたちがいただきました。
上棟式当日は何をした?当日の流れの体験談
上棟式当日の私たちの動きですが
10時の大工さんの休憩をめがけて現場を見に行きました。
すでに工事がはじまっていて
大きなクレーンが!!
たくさんの大工さん(8人程)が
工事をしてくれていました。
10時から休憩ということなので
コーヒーとお茶、お菓子を持参して現場に行ってきました。
すごいですよね。
昨日まで何もなかったのに一気にこんな状態。
ちなみに、上棟式というのは
この日1日が終わってから行うので
「式」を行うのは今日の工事が終わってからになるので
夕方になるとのことでした。
この時点では17時ごろ
暗くなる前に行いましょうとのことでした。
大工さんの休憩が終わったら
一旦家に帰って次はお昼めがけて現場へ。
この時にお弁当を持って行きました。
次は、15時の休憩めがけて
おやつを持って行きました。
10時のおやつは市販の
大袋のお菓子をカゴに盛って出しましたが
15時のおやつには
プラスして、おはぎとおまんじゅうを差し入れしました。
次は、上棟式の17時をめがけて
17時手前に現場へGO。
この時は大工さんに配る
お赤飯とお酒を持って行きました。
ちゃくちゃくと工事は進んでいて
夕方には完全に家の骨組み!という感じになっていました。
まだまだ細かいところはできていないとのことでしたが
なんかこう…興奮しちゃいますよね。家だ!って。
17時から上棟式の予定でしたが
なかなか今日の目安の作業が終わらなかったようで
日も暮れて暗くなってから上棟式が
行なわれました。
親方以外の大工さんは先に帰られるとのことで
レッカーの運転手さんや帰られる大工さんに
お礼を言いお土産を配り
残った親方と業者さんと私たち家族で
上棟式を行いました。
辺りは真っ暗なので車のライトと
証明で家の中を照らし骨組みの状態の家の中の
リビングにあたる部分に
神だなのようなものを立ててお酒やお塩をお供えして…
親方と夫(施主)で家の四隅や水回りに
日本酒を撒き歩いて終了( *´艸`)
なんというか、すごくゆるーい感じでした。
この親方も上棟式が初めてなのか?
(結構イケイケの若手の親方だったので)
まごまごしながら
業者さんの指示をうけながらやってた感じです^^
なにはともあれ無事上棟式が終わって
ほっと一安心です。
予定ではあと3か月程で完成するとのことで
なんだか実感が沸いてきました。
まとめ
上棟式が行われるまでは
一体何をしたらいいのか不安で仕方ありませんでしたが
上棟式の儀式そのものは
意外とあっけなく終了しました。
何が分からなくて何が大変かというと
やっぱり大工さんをどうオモテナシするかかな、と思います。
何をどのタイミングで、というのが
1番難しかったな~と思います。