マイホーム計画がすすみ、いざこれから工事がはじまるよ!
というときに行う節目の儀式「地鎮祭」
そんな神様とかお祈りとか信じていないけど
やっぱり地鎮祭って必要なのかな?
余計なお金をかけたくないから地鎮祭はしないでおこうかな…
なんてお悩みではありませんか?
ここでは、地鎮祭は必ずしも必要なのか
一体いくらくらいの費用が必要なのかの目安をまとめています。
地鎮祭って必ず必要な儀式なの?やらない選択肢はあり?
地鎮祭は、その土地を守る神様に
これから家を建てることを伝えて
これから始まる建築工事が安全に
終わりますように…と祈願する儀式です。
結論からいうと、必ずやらなければいけないという
ルールや決まりはないですし
やらなかったら不幸や災いが訪れる
というわけではありません。
ただ、これから長い人生
新しくできたマイホームと今後過ごす中で
何か起こる可能性がありますよね。
もちろん、起こることは
起こるべくして起こるわけなのですが
何かあったときに地鎮祭をやってなかったからだ…
なんて地鎮祭のせいになってしまう可能性があります。
あのとき地鎮祭をして祈っておけば…
なんて後悔するくらいならやっておくべきだと思います。
ハウスメーカーで働いている友人に
地鎮祭って必要?やっぱりみんなやってるの?
と実際に聞いてみたところ
「最近は地鎮祭をしない人も増えている」
とのことでした。
ただ、お客さんに相談されたときには
「迷っているならやってはどうですか?」と返答しているみたいです。
地鎮祭は、その土地の神様に対する儀式ではあるものの
工事をする大工さんたちの安全祈願でもあります。
やっぱり現場で働く大工さんや工事業者さんからすると
当たり前の風習で、地鎮祭を行ってこその建築工事!という部分は
すくなからずありますからね。
神様を信じる人、信じない人それぞれですが
やっぱり働く側の人間からしたら
安全祈願をした現場で働きたいでしょうしね。
大工さんたちは足場を組んで高いところで作業するわけで
少なからず危険な仕事をしますよね。
工事現場での転落事故だって
あとを絶たないですから…。
そういった意味でも気持ちよく
仕事ができるのは地鎮祭をした現場なんじゃないかな。
現場の大工さんたちの安全祈願をせずに
頑丈で立派な家を建ててね!宜しく( `・∀・´)ノヨロシク
なんて言っても都合のいい話です。
地鎮祭をしなかったから手抜きをされるなんて事は
あってはいけない話ではありますが
やっぱり大工さんだって「人」ですから
地鎮祭をやるかやらないかで気合いの入り方、
気持ちの部分は絶対変わってくると思います。
なんじゃ!ここの施主は地鎮祭をせんのか?
ありえないな…けっ!
って絶対思いながら仕事をするだろうし
そんな気持ちで我が家を建ててると思うと怖いですよねw
それにマイホームなんて一生に1回しか建てることはないですし
人生の中での1番大きな買い物です。
あの時地鎮祭をやらなかったら…
地鎮祭をやり直したい…
なんて気持ちになっても
やり直すことはできないですからね…。
私自身、神様を信じてるわけではないし
正直、地鎮祭なんて面倒だし、お金がかかるだけだし
それなら地鎮祭にかかる費用を
他の部分に回したい!っという気持ちがありました。
別に地鎮祭なんてやらなくてもいいんじゃないの?
なんて旦那に言ってたくらいです。
でも、旦那にこういわれたんですね。
お前、神様信じないとか言ってるけど
初詣行ってるよな?七五三やったよな?厄払い行ったよな?
っと。
確かに(笑)
こうして我が家は地鎮祭は通常通り行う段取りと
なったわけです。
本当に全く何も気にせず宗教や占いなんて
一切気にしていなくて頭の片隅にも迷いがないのんであれば
地鎮祭は行う必要はないと思います。
昔はやって当たり前だった地鎮祭でしたが
昔の当たり前は、今の当たり前とは基準が違います。
地鎮祭を行わないという選択肢をとると
建築業界の人からは白い目かもしれません。
年配のおじいちゃんおばあちゃんがいるお家では
かなりモメると思います。
でも、地鎮祭は義務でもなんてもないので
やるかやらないかはあなたが決める権利があります。
ただ、ちょっとでも「どうしよう」の気持ちがあるのなら
のちのち後悔しないように地鎮祭はやったほうがいいと思いますよ。
地鎮祭を行うことで
これから家を建てるんだ!と自分自身の中で
気合も入りますし節目になると思いますよ♪
地鎮祭にかかる費用の相場や目安はどれくらいなの?
地鎮祭をする場合、なんだか大事な儀式そうだから
何十万円もかかるんじゃないの…?
ひゃー!!
なんて地鎮祭にかかる費用に不安を
持っている人って多いのではないでしょうか。
色々準備も必要だから地鎮祭の費用に関しては
何にいくらくらいのお金がかかるのか気になりますよね。
実は、地鎮祭にかかる費用は
神職さんに渡す初穂料を含めても5万円程が相場なのです。
5万って普通に高額ですけど
家を建てるという事でちょっとマヒしちゃってるのか
地鎮祭が5万程で済むと思うと
意外と安いと思いませんか?(私だけ?)
5万程度が相場なら
やっぱり地鎮祭をやらずに後悔するよりも
やっておこうって思えますよね( *´艸`)
だいたい相場の目安は5万円程ですが
ハウスメーカーだったり建築屋さんだったり
施行会社によって、どこまで準備してくれるかによって
費用にも差があるので事前に確認してみてくださいね。
初穂料(玉串料)
初穂料というのは、地鎮祭の時に
きてくれた神主さんに支払うお礼のことです。
厄払いの時や子どもの七五三の時などにも
渡すアレです。
地鎮祭が終わったあとに白いのし袋に
お金を入れて私のが一般的です。
金額は神社や地域によって違ってきますし
神社側から金額を指定してくる場合もあります。
相場の目安としては2,3万円くらいのようですが
我が家の地鎮祭をお願いした神社では
3万5千円と言われたのでその金額を準備しました。
ただ、本当に地元の小さな神社なので
正直「高っ!」って思いました(汗)
初詣に行くちょっと離れた大きな有名な神社なら
まだわかるけど、本当に近くの(失礼だけど)すたれた神社というか
あまり流行っていない神社だったので…。
でもまぁ、ただお祓いに来てくれるだけでなく
お供えの棚や果物なども用意してくれることを考えると
こんなものなのでしょう。
お車代
もしお呼びした神主さんが自分で車で現場に
きてくれた場合にはお車代を渡す必要があります。
白封筒に「お車代」と書いて渡します。
金額の相場の目安は5000円から1万円ほどです。
神主さんをお迎えにいった場合には
お車代は必要ありません。
竹やしめ縄、砂
地鎮祭の時に必要不可欠なのが竹やしめ縄、
くわえて砂があります。
購入するのに必要な費用は1万円程度になります。
大抵の場合、施工業者が用意してくれるので
私たちが用意するものではありません。
なのでこの費用に関しては施工業者に
払うので地鎮祭の日にお金を用意しなくても大丈夫です。
業者からの請求の中に含まれます。
お供え物の購入費
地鎮祭では祭壇にお供え物をする必要があります。
お酒やお米、塩、水や魚、くだもの、野菜などを
お供えするのですが、一式で1万円程になります。
神社側の地鎮祭セットに含まれている場合もあるし
神社側で用意してくれることもあります。
我が家がお願いした神社では、
初穂料の中に供え物も含まれていますが
場合によっては初穂料とは別に「御供物料」を
支払わなければいけない場合もあるので確認してみましょう。
挨拶回りのお品代
地鎮祭の時に、これから工事がはじまることを
ご近所様に言いに、近所への挨拶回りをします。
その時に一緒に手土産のような品を持って行きます。
タオルやお菓子が一般的ですが
あいさつ回りに配る手土産代も必要になります。
高額なものは必要なく
目安としては500円~1000円程度の
負担にならないようなものがいいでしょう。
挨拶する家は、お向かいさんと
お向かいさんの両隣、左右隣の家の5軒が基本です。
まとめ
地鎮祭は、昔からの流れもあって
当たり前に行われている儀式ですが
最近では地鎮祭を行わない家庭も増えているそうです。
必ず地鎮祭をしなければいけないというルールはないので
どうするか決めるのはあなた次第です。
地鎮祭にかかる費用は、家を建てる上でかかる
トータルの費用のほんの5万円程度です。
何かあって、あとから後悔することを思うと
今やっておくのも悪くないかもしれませんね(^^♪