エコ意識やオシャレの観点から、最近ではマイボトルに
お茶やコーヒーなどを入れて持ち歩くことが
多くなってきましたよね。でもおしゃれでエコなこの水筒、
縦長なので洗いたくても奥まではなかなか手が届きません。
さらに洗い残しがあるとすぐに茶色く変色したり、
ひどいとカビが発生したりしてしまいます。衛生的に気持ちよく
水筒を使うためには、どのように洗ったら良いのでしょうか?
基本的な水筒の洗い方は?
そもそも、水筒って毎日どうやって洗いますか?
「手が届かないから、水を入れでジャブジャブ振るだけ」
という方も結構多いですよね。でも、これだと充分に
汚れが落ちず、気づいたら茶渋やヌメヌメした汚れがついて
悲しい事態になります。まずは毎日の水筒の扱い方を
確認しておきましょう!
【毎日の水筒のお手入れ手順】
1. ゴムパッキンや蓋など、取れるパーツは個別洗いする
2. 柄のついたスポンジで本体の奥までしっかり洗う
基本と言ってもこれだけです。
柄つきスポンジは100円ショップでも売っていますので
1本あると便利ですよ。さらに週末などのお休みの日には、
オキシクリーンのような酸素系漂白剤に漬けて消臭・除菌を
行いましょう。ちなみに漂白剤は塩素系でも構わないのですが、
ゴムパッキンなどのパーツが傷むことがあります。
塩素系漂白剤を使いたい場合には本体のみに使用しましょう。
水筒のパッキンのカビの落とし方は?
先ほどの基本的な洗い方を続けていれば、
「いきなりパッキンに黒いものが!」という事態には
ならないと思いますが、湿気や洗い残しが少しでもあると
カビはすぐに繁殖しますよね。もし,もゴムパッキン部分に
カビが生えてしまったら、時間があるならやはり漂白剤で
漬け置きするのが効果的です。パッキン部分なのでできれば
酸素系漂白剤に漬けておきましょう。それでもまだ
こびりついている場合には、つまようじやメラニンスポンジで
掃除して完全に取り除いてください。また、中には
「漂白剤は使いたくない」「家に漂白剤が無いんだけど」
という場合もありますよね。そんな時には家にある
お酢または重曹を水で薄めた液体でも代用が可能です。
水筒のパッキンのカビが落ちない場合の対処法は?
「ここまでやってもカビが落ちない」
「何年も使っているからこびりついてしまった」という、
手ごわいカビや年季の入った水筒の場合、思い切って
パッキンを交換するのも良い方法です。ゴムであるパッキンは
いつか劣化してしまうもので長持ち前提ではありません。
ある程度使用したら潔く交換してしまいましょう。
水筒を買ったお店や通販などで型番を確認すれば、
大抵のパッキンは手に入ります。もし見つからない場合は
製造メーカに問い合わせるのもOKです。在庫があるなら
送ってくれますし、もし製造が終了しているなら
その情報を早く知ることができます。
水筒のパッキンのカビの発生を防ぐには?
カビが発生した場合のお掃除方法を紹介してきましたが、
そもそもカビが目に見える時点でかなりの数に
繁殖しているということです。そこまでにしないためには
毎日のお手入れを継続することですが、
それ以外にも大切なのは「乾燥させること」です。
パッキンは取り外せるなら洗ってタオルで拭けば乾きますが、
せっかくなので本体と共に熱湯消毒しましょう。大きめの
お鍋にお湯を沸かし、水筒とパッキンを入れてグツグツ煮たら、
バットにタオルをしいた場所などにあげて乾かします。
本体はかなり厚くなっているのでトング等があると便利です。
まとめ
自分や家族の大切な水筒にカビが発生したらショックですよね。
本体そのものを使いたくなくなる気持ちもありますが、
まずは落ち着いて今回紹介したような方法でカビを撃退しましょう。
そして、そもそもカビが発生しないように
日ごろから清潔にしておくことが大切なので、
毎日のお手入れの積み重ねというのも結構大事な作業ですよ!