甘い粒々が魅力的なとうもろこしは、最近では夏祭りの出店で
「焼きとうもろこし」のお店を見ることも多く、それだけ
需要があるんだなと感じます。
特別お店で出来合いの物を
買わずとも、スーパーや直売所で購入する機会があると
思いますが、美味しいとうもろこしってどう選んだらよいのか
ご存知ですか?「
なんとなく先頭にあるものを買ったら
甘くなかった」「よく選べばよかった」と後々思わないためにも、
美味しいとうもろこしの選び方をしっかり確認しておきましょう!
よく、とうもろこし売り場には空の段ボールや袋が
用意されていると思います。
表面の皮が不必要な場合に
捨てていける場所で、キャベツや白菜コーナーにも
置いてありますよね。
「ならとうもろこしも少し剥いてOK?」
と思いますが、キャベツや白菜の外側の葉っぱを取る場合、
普通は手にしているその野菜を買う場合です。
なので、
とうもろこしも同様、買わないのに剥いてしまうのは
あまりよろしくありません。
剥いて粒を見て判断したとして、
「これはいらないな」と売り場に戻すことになるので、
他のお客さんの迷惑にもなりますよね。
たまたま商品の
皮がめくれていて見やすかったらそこで判断するのは
良いのですが、やはりあからさまに剥かず,
見た目から甘いとうもろこしを判断して
購入できるとスムーズで良いですね。
では、皮が付いた状態でも美味しくて甘いとうもろこしを
選ぶことは可能なのでしょうか?
実は簡単なチェックで
見分けることが可能なのです!
ここではそのチェック項目を
紹介していきます。
いきなり皮を破いたりせず、
まずはよく観察してみましょう。
とうもろこしの皮を、いきなりバッと剥くのではなく
色を見てみてください。
新鮮で美味しいものは
綺麗な濃い緑色をしています。
逆に皮の色が薄かったり
変色していたりするものは避けましょう。
とうもろこしといえばフサフサのヒゲのようなものが
トレードマークでもありますが、実はあのフサフサは
「絹糸(けんし)」と言ってとうもろこしのめしめです。
そして黄色い粒一個一個から伸びているものなので、
ひげの数=粒の数と言われています。
ですので、このフサフサが
多ければそれだけ実もぎっしり詰まった糖度が高いものと
言えます。
さらに、皮の場合と違ってヒゲの色は、
濃い茶褐色だとよく熟していて甘いという判断ができるのです。
ヒゲを見てだいぶ状態が分かると思いますが、その先端部分を
軽く押してみてください。
この部分がしっかりと丸みがあれば
粒が多く、細長いと少ない、つまり実入りが悪いということに
なります。
先端にこそぎっしりと詰まってるものが甘くて
食べ応えのあるとうもろこしです。
皮を剥く訳ではないので、
少し触るくらいならマナー違反にはなりませんよ。
こちらも触れていますが皮を剥いたり傷つけている訳ではないので
有効な方法です。
とうもろこしは鮮度が大切ですので、
ずっしりと重いものほど新鮮で瑞々しいという判断ができます。
持ってみたら見た目より軽くて「あれ?」となるものは
収穫から時間が経って乾燥してきている証拠ですので、
選ばない方が無難です。
黄色くて瑞々しい粒々に一本で結構な食べ応えのある
とうもろこしはおやつとしてはもちろんのこと、食欲のない夏場の
ご飯やおかず替わりとなることもありますよね。
栄養も豊富ですので、子供からお年寄りまでたくさん食べて
いただきたい野菜の一つです。
どうせ食べるなら甘くて
食べ応えのあるものを選びたいところですので、
今回紹介したような方法で購入前のチェックを入念にしましょう。
簡単なチェックで甘さや実入りが分かりますので、
これで失敗のないとうもろこし選びをしてくだいね!