妊婦は魚卵を食べちゃダメ!って言うけど
数の子も食べちゃダメなのかな?
なんてお悩みではありませんか?
たらこやイクラはよく聞くけど、
やっぱり数の子も魚卵だからダメなの?
おせちの数の子がどうしても食べたくて仕方ない~~~!
ちょっとくらい食べても大丈夫?
なんて数の子食べたい症候群にかかっていませんか?笑
ここでは、おせちの数の子を妊婦さんが食べても大丈夫なのか
食べると胎児にどんな影響があるのかをまとめています。
よく、妊婦さんは生ものを食べちゃだめ!
魚卵は避けましょう!なんて耳にします。
確かに、食品安全員会から
控えましょう!と通達がありますもんね。
お腹に赤ちゃんがいなかったら
食べられるものが
妊娠中であるがために食べられない…
となると悲しいですし
知らずに食べてしまった…
なんてことになると
赤ちゃんに何かあったらどうしようと
不安になってしまいますよね。
でも、お正月に出てくる数の子は
めっちゃ食べたくないですか?笑
わたし個人的にには
べつに毎日食べているわけじゃないんだから
お正月くらい解禁したっていいと思うわけです。
ポジティブに考えると
数の子って、たらこやいくらと比べても
コレステロールやプリン体も低いですし
ビタミンEや鉄などの
妊婦さんにうれしい栄養素が含まれてるんですよ!
そりゃ積極的にどんどん食べて!
なんて言えないですが、食べれずにストレスを
抱えるくらいなら1本くらいいいじゃないの!と思うわけです。
妊婦さんに限らず食べ過ぎは禁物です!
数の子を毎日食べ過ぎると
妊娠高血圧になったり高尿酸結晶になったり、
はたまた痛風になってしまうリスクがあります。
でも、食べ過ぎたら の話。
妊婦さんはこれに加えて
リステリア菌という菌に感染しちゃう可能性もあるので
控えるように言われているんです。
数の子を妊婦さんが感染しちゃうと
どうなるのかですが
リステリア菌に万が一感染してしまうと
食中毒のような症状がおこります。
妊娠していていない人の場合は
感染しても症状すらでないことが多いのですが
妊婦さんは妊娠していない人と比べると
感染リスクが20倍もあるんだとか(◎_◎;)
で、もし感染しちゃうと
流産・早産・死産を招く恐れがあります。
また、赤ちゃんに髄膜炎や敗血症などの
高リスクの病気を引き起こしちゃう可能性もあります。
しかも、ママには
そうヒドイ症状はなく軽症なんだそうなんです。
そう考えると
やっぱり恐怖でしかありませんから
我慢するのもありですし
かといって、必ず感染するとも限りません。
なんなら、リステリア菌って
チーズとかにもありますからね…
自然界にリステリア菌はたくさん存在していて
土や動物、植物、それらのエサや人間の便にも含まれている菌。
ただ、消毒や熱によわい菌なので
製造過程で加熱されている食品の場合は問題がないんです。
なので、生ものは控えようって
言われているんですね。
ちなみに熱には弱いんだけど、
寒いところでも、塩分が濃い条件であっても
増殖できる菌なので
冷蔵庫に保存してたり
塩にさらされていたもの(塩数の子とか)でも
増殖してる可能性があるってことなんです。
で、リステリア菌が付着しているものを
食べちゃうと感染するというわけ。
リステリア菌のリスクを考えると
数の子を食べるのがちょっと怖くなってしまいますが
すべての魚卵がリステリア菌に感染しているわけではありません。
なので数の子を絶対に食べちゃダメ!とは言い切れません。
数の子に限らず妊娠中は
あれはダメ!これはダメ!と色々制限がありますが
あくまでも食べ過ぎちゃダメ!というだけで
そこまで気にする必要はないのではないでしょうか。
少し控えめにすることを意識して大量に食べさえしなければ
お正月くらい食べてもいいと思います。
私は妊娠中でも、コーヒーをガブガブ飲んでいたし
なんならレバ刺しも食べてました(今はもうないけど涙)
数の子だって食べたし、お刺身だって食べてました、普通に。
子供たちは無事産まれて、元気に成長しています(^^♪